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EAプログラミングセミナーとSwingSystem for Developer詳細レビュー

EAプログラミングセミナー

画像引用:トレーディングオフィス

独学でMQLを勉強してきた管理人としては、一度プログラミングをきちんと習いたいという思いもあり、トレーディングオフィスのEAプログラミングセミナー受講してみました。

「EAプログラマーへの最短ルート」というタイトルがついたオンラインセミナーで、現在利益の出ている教材EA目当てで申し込む人も多いんじゃないでしょうか。

「EAプログラミングセミナー」や「SwingSystem for Developer」で検索しても、なかなか知りたい情報サイトに出会えず、39,800円と高額ではあるのですがEA代金と思えば、そんなもんかという値段ではあります。

ただ、結論からいうと先日受講した「FX鉄板トレードセミナー」ほどではないにしろ、管理人的にはやや期待外れの商材でした。

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トレーディングオフィスのEAプログラミングセミナーを申し込んでみようか検討中の方は読み進めてみてください。

セミナー教材に使用されている「EA SwingSystem for Developer」は、受講者が独自に編集したものについて二次配布が認められているため、当サイトMT4WORKSがMM機能等を実装したバージョンを公開する予定です。

「EA SwingSystem for Developer」だけが欲しいという方に、条件付きでの無料配布を考えています。

EAプログラミングセミナーの内容

EAプログラミングセミナーはダウンロード商品としてインフォトップから購入できます。

決済と同時にPDFマニュアルがメールで届き、記載されたURL、ログインID、パスワードでクライアントページにログインできるようになります。

流行りの動画教材ではなく、HTMLベースの独学ページが10数ページ用意されているだけの非常に簡素な教材です。

正直「これだけ?」というのが管理人の感想です。

教材EAの「SwingSystem for Developer」もex4版、mq4版がクライアントページからダウンロードできるようになっていて、すぐに実戦投入することも可能ではあります。

良い子はちゃんとデモフォーワードしてからリアル稼働しましょうね^^;

欲を出したら相場では必ず負けますよ。(管理人の実体験です・・・)

1ページごとに理解をしたら次のページを読み進めるといった感じで、自分のペースで勉強していくという流れになっています。

商材購入から1年間は回数無制限のメールサポートがついているのは良心的ですね。

世の中いろんな人がいて、サポートって結構めんどくさいと思いますから。

 

セミナー受講に向いている人

mq4ファイルに書いてあることがだいたいわかるという人であれば、EAプログラミングセミナーはより理解を深める教材になるはずです。

フリーのソースを改良することができたり、簡単なEAのソースコードを書ける人にとっては次へのステップアップができるでしょう。

管理人のように独学でMQLを学んできた人が、復習する教材としてもいいんじゃないかと思います。

ページ数、内容ともに薄すぎて物足りなさはありますが・・・。

 

セミナー受講に向いていない人

mq4ファイルがまったく読めないという方は、EAプログラミングセミナーを受講しても厳しいかと思います。

EAプログラミングの基本に関する書籍を読んだり、フリーのソースコードを読み解くことから始めるのがおすすめです。

管理人も以下にご紹介する豊嶋さんの本からEAプログラミングの基本を学びました。

FXメタトレーダー実践プログラミング (現代の錬金術師シリーズ)

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豊嶋久道
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あとは本職がプログラマーであったり、ソースコードを1から自分で書けるような人は、教材EAが目当てでない限り受講する価値はないでしょう。

EAのプログラミングと勝てるロジックというのは別物なので、「EA SwingSystem for Developer」を購入すると思えば、高い買い物じゃないかもしれないです。

 

EA SwingSystem for Developerのバックテスト

EAのパフォーマンスはFXブローカーによってもスプレッドによっても大きく変わりますよね。

また、デモとリアルで異なる挙動をすることも多いですし、リアル口座で実際に稼働してみるまでは真のパフォーマンスはわからないです。

ただ、バックテストでそもそも優位性が見いだせないEAを、デモやリアルでフォーワードテストしようとは思わないわけで、やはりバックテストもそれなりに大きな意味を持つと管理人は考えています。

 

2010~2020年

EA SwingSystem for Developerのバックテスト

マーケットがクローズ中の土曜日にバックテストしたので、スプレッドがかなり広い39ポイント環境です。

「EA SwingSystem for Developer」は利確、損切りも大きいスイングEAなので、スプレッドの影響は小さいはずですが、公式サイトのようなパフォーマンスは得られませんでした。

バックテスト期間を約半年延長してみましたが、得られる利益は公式サイトの半分ほど、DDは2倍以上という結果になりました。

収益曲線を見ると、最適化EAにありがちな「直近伸び悩み」パータンに見えなくもありません。

ただ、右肩上がりと言えなくもない、なんとも悩ましい収益曲線です^^;

 

1999~2009年

バックテストの結果

おそらく、この収益曲線を見てこのEAをリアル運用しようと思う人はいないでしょう。

EAプログラミングセミナー教材EAの「SwingSystem for Developer」は2009年以前は通用しなかったロジックということになります。

ユーロ自体が歴史の浅い通貨なので、いつごろからの相場にフィッティングさせるかはユーロがらみのEAの共通課題ですよね。

一般的には過去10年程度の相場に合わせて作られるEAが多いようです。

EAプログラミングセミナー公式サイトで謳われている「為替相場の本質を捉えたロジック」を採用しているのであれば、1999~2009年も通用していたはずと思いバックテストしてみたのですが、期待は裏切られました。

 

EA SwingSystem for Developerの無料配布

EAプログラミングセミナーを主宰するトレーディングオフィスでは「SwingSystem for Developer」を2017年からリアル稼働しているようです。

EAのパフォーマンスも公開されてはいるのですが、Myfxbookなどで公開してくれると信頼度が全然違ってきますよね。

管理人もまだ実戦投入していないのですが、「SwingSystem for Developer」のフォーワードテストをしてみたい方には、著作権に抵触しないバージョンのEAを作成してお渡しします。

まだ作成中なのですが、XMの新規リアル口座開設を条件に無料でお渡しする予定です。

また覗きにいらしてください^^/

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