デモで好調だったEAがライブ稼働した途端にダメEAに豹変する・・・。
こんな経験が日常茶飯事であるということは、そもそもEAを見る目がない・・・。
そういうことですよね^^;
なぜリアル口座で使う前に不調にならなかったんだ!
今回のEAもマウスをPC画面にたたきつけたくなる一歩手前まで行きました^^;
結果オーライだったダメEAのお話です。
EA PipGenius
管理人はマルチ通貨同時運用のEAを研究していて、うまいことヘッジできればなぁと色々検証しています。
そういった検証はやはり海外フォーラムでも活発に行われていて、EAのソースコードが公開されているベータバージョンをトピック参加者が改良していくというスタイルが主流です。
ただ、無料であったはずのEAが改良が進むにつれ有料配布になってしまったりする残念なトピックも多いですよね。
管理人はMQLを独学で勉強していますが、一度きっちりと基本を学ぶべくEAプログラミングセミナーの申し込みをしてみようかと思ってます。
受講費用が高いですよね・・・^^;
話がそれてしまいましたが、PipGeniusというマルチカレンシーEAを長いことフォーワードしています。
南アフリカ在住のプログラマーが開発しているEAで、デモを配りまくってお布施を払うとライセンス版がゲットできる仕組みになっています。
PipGeniusには買い切り版、月極ライセンス版、またさまざまな派生バージョンがありますが、プログラマー本人が本気でリアルマネーを投入していないことがわかっています。
そりゃ、ほんとに儲かるEAならクラックリスクのあるデモ版も配らないですよね。
稼働安定性に欠けるEA
管理人はPipGeniusに可能性を感じたのでV_18のリアル版を購入しました。
しかし、気が付くとEAがinitializeに失敗して固まるという症状が頻繁に起こることがわかりました。
また、EAにマニュアルクローズボタンがついてはいるものの、いざオールポジションをクローズしてみるとフリーズして動作しませんでした。
有料版を購入したはいいものの、いつ固まるかわからないEAを稼働するほど勇気はなく、もっとも安定して動作するデモ版のPipGeniusをコピートレードでリアルに飛ばしています。
MT4/MT5間コピートレードについては以下の記事で詳しくご紹介しています。
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デモ制限や口座縛りEAをMT4/MT5コピートレードツールでリアル稼働する
海外のFXフォーラムで盛り上がっていたEAがあり、デモ版をゲットしてフォーワードしてみたら、すこぶる好調なEAがありました。 ナンピン、マーチン型なのでいつかはやられてしまうんだと思いますが、EURU ...
寝て起きたら$30のマイクロアカウントが$50に!
PipGeniusは相場のプルバックをナンピン&ピラミッディングで獲りに行くEAなので、基本エントリーと同時に含み損を抱えることが多いです。
100万円のデモ口座が2週間で200万円になったことから、PipGeniusに可能性を感じて使っています。
昨夜も朝方4時ぐらいまでPipGeniusの挙動を確認しながらポジション取りを見ていました。
もはや、自動売買の意味がなくなってますが・・・^^;
$30のマイクロアカウントであるにもかかわらず0.3、0.4ロットと恐ろしいサイズのポジションを次々に取っていきます。
あっという間に証拠金の半分以上を使ってしまい、ロスカット覚悟で就寝しました。
翌朝起きてMT4のPipGeniusを見てみると、シグナル送信側のデモ口座が28万円の含み益に!
寝ている間に利益確定の動きで相場がひっくり返ったんですね。
約$30だったマイクロアカウントが$19以上の含み益を抱えています。
速攻で利益確定すると同時に、こんなリスキーなロットを取るPipGeniusは口座が育つまで一旦停止しようかと思います。
XMのマイクロアカウントで動かすEAを模索中
タダでいただいたXMの口座開設ボーナスですが、なんとかロスカットは免れました^^;
せっかくスタンダード口座の1/100のリスクでトレードできるのですから、リスキーなEA稼働もありかなと考えています。
久しぶりにPipMakerのフォーラムを覗いてみると、開発は終わってしまった感があるものの、地味にバージョンアップが続いていて現在はV17_3、V17_4あたりが最新版のようです。
このPipMaker、2008年と2014年のEURUSD爆下げ相場ではやられますが、使いどころを間違えなければ総じてサバイバル率の高い強力なEAです。
ナンピン系EAは使い続けるといつかやられてしまいますが、小さな口座を短期間で大きくしようとすると、つい悪魔の誘惑に負けそうになりますよね。
XMのマイクロアカウントで動かすいいEAを模索中です。